「命令フェッチ※2」→「命令の解読」→「命令実行」となります。
・この命令1つ1つの事をステージと言います。上記の場合、3ステージで命令を処理しています。
・さて、ここで主記憶上にロードされたプログラムを処理する際に以下の5ステージを処理しなければならないとします。
各ステージ | 処理内容 |
---|---|
IF(Instruction Fetch) | 命令フェッチ |
ID(Instruction Decode) | 命令の解読 |
AC(Address calculation) | 実効アドレスの計算(メモリ上にあるデータのアドレスを計算する) |
OR(Operand Read) | オペランドの読み込み(データやデータのある場所を示すオペランド部の読み込み) |
Ex(Execution) | 命令の実行 |
【命令を処理する方式】
・逐次制御方式:命令を1つずつ処理する方式
・パイプライン制御:複数の命令をずらしながら処理をする方式
※1 補助記憶などに格納された、データやプログラムを主記憶装置に読み込む事。
※2 CPUがメインメモリーから命令を読み出す動作の事。