2010-09-13

7.メモリインタリーブ

CPUから主記憶装置へのアクセスを高速化する技術のひとつです。

CPUから主記憶にデータの転送命令を出した場合、CPUの処理速度に比べ主記憶のアクセス速度は遅いため、CPUに待ち時間が出来てしまいます。

それを解消するため、まず主記憶を複数の独立した区画(これをバンクという)に分割します。
 この複数のバンクに対して、CPUは同時に(もしくは短い時間差で)データの転送を要求します。

 要求を受けた各バンクそれぞれが同時進行でデータの準備を行うため、1つのメモリからデータを取得するより効率がよくなります。